ストレスについての体験その4

こんにちは

ゴールデンウィークも終わり
心新たにスタートの予定が
休み明けで疲れ切っていたりして(笑)
しかも、昨日は真夏のような異常気象。
とはいえこれからは良い季節のはずですから
なんとか乗り切りたいですね。

さてさて、
私の体験の続きを書きたいと思います。
前回、やっと明るい兆しがでてきた
ところまで書きました。。。

なんとなく、
目の前が開けたように思えたものの、
仕事のペースを崩せる状況では
ありませんでした。
それどころか追い込みにかかっていて・・・
更に、数か月前のブログに書いた
「誤診」をされた直後で、
その時は誤診とは思いませんでしたから
日本の認可レベルでは
胆石が治るような薬ではないと
医者に言われながら
気休め?の薬を飲み始めました。
発作に対する不安もありましたし。
腹痛も変わらずありました。
ただ、お盆休み前とは全く違い
訳のわからない病気ではなさそう
という、精神的な安心感はあって、
それでも胆石のことは気になっていたので
いろいろ調べたりして
食事にも更に気を付けて。。。
といっても、
胆石の発作がでるような食べ物は
そもそもあまり食べる方ではなく、
胆石になった原因も分からず
今思えば必要のない不安を
抱えていました。
直観的には疑いを持ったはずなのに
実際には心穏やかでは
なかったのです。

6カ月が過ぎました。

誤診がわかった当日、
超音波エコーの結果は
「腸内にガスがたまっている」
「ガスが溜まりすぎることで
内臓を圧迫して痛みが出る」
「超音波で調べられれる臓器について
特別悪いところは見当たらない」
ということでした。
先生は
既往歴や日常生活について
いろいろ聞いてきましたが
”ストレス”と”運動不足”が
病気の原因とのことでした。

やっぱりそうか。。。
素直にといったら語弊がありますが
納得の結果でした。

誤診だったということについては
「良かった」
というより
半年飲んでいた薬を
いかに早く体から出すか
ということばかりが
頭を渦巻いていましたが。。。

先生は、ただストレスと運動不足の結果
身体が不調をきたしているのは事実。
「漢方で腸内のコントロールをしつつ、
問題を解決していく努力を
自分でするしかないよ。
薬じゃ体はちゃんと治らないからね。」
と、日常生活や運動についても
話をしてくださいました。
そして1カ月分の
漢方を処方してくださいました。

1か月後、
完全に腹痛が治まってはいませんでしたが
1カ月前とは比べ物に
ならないほど復調していました。
約1年の通院生活の中で飲んでいた
薬はいったい何だったんだろう。
体調が悪くなってから
原因がわかるまでに
こうやって時間は経過してしまうんだ。。。
喜ばしいことではないけれど
大きな病気じゃなかったからいいけれど
自分の体の声を聴いたり
知識を身に着けたり
QOLを上げたり
もっと意識を上げなければ。。。
そんな風に感じた時期でした。

また、私が通っている病院は
先生の外来の前に
ナースとの面談のある場合があります。
健康についてナースと
色々な話をすることができるのは
安心感につながります。
対応してくださるナースとは先生より
ずっと長く話すことができるし
QOLを上げるための知識が豊富です。
私の仕事や知識についても
理解してくださって、
話が弾み、胆石の発作を防ぐための
食事療法ではなく、
腸内環境を整えるための
食事や運動の相談をさせてもらう
ことができました。
ナース面談の後の先生との外来は
PC上ではあっても私のことが
伝わっているので話は早いです。
薬はもう1カ月分処方されましたが
処方された薬の飲み方については
「多分、飲むのを忘れる時が
来ると思うよ。
そうしたら忘れていいよ。
あとは、頓服みたいに
使ったらいいよ。
1日一包だって大丈夫だよ」
と言われ、
「薬じゃ治らないからね。
運動したほうがいいよ。
腸にガスが溜まりやすい人は
激し目の運動が必要だよ。
ジョギングができたらいいね。
出張先のホテルだって
ハイジャンプ位できるでしょ」
とのこと。

気持ちの中はもう、
不調であることという不安より
信頼感からくる安心感で
体調と向き合うことが
楽しみになっていました。

最後に、
ずっと、自分のストレスについて
書いてきましたが、
当時(去年)の私は
周りから見たら元気そのもの。
私が言っても信じてもらえないほど
元気に見えていたようです。
多くの人はもしかすると
私と同じように
辛いことを一人で乗り越えようと
しているかもしれません。
或いは、不安から人に
言えないのかもしれません。
私はそうだったと思いますし
自分の体調を誤解していれば
余計間違った理解を
抱え込んでいきます。
私は今回の体験を振り返ることで
どのような心理が人の心の中で
展開していくのか、
なんとなく客観的にも
見ることができましたし、
同じようなクライアントさんが
いらしたとき、
気持ちを理解することができると
思います。
体調は今の生活をしている間は
万全にはなれないかもしれません。
でも、理由とケアの方法が
分かるだけで余裕が生まれ
”大丈夫”
と思えるのです。

人の心って
改めてすごいって
思いました。

時間はかかりましたが、
良い先生とナースに
出会えたことも
私にとっては収穫でした。
次回からは
ナースと話して始めた
固形物断食や体質改善について
書いていきたいと思います。