自分との向き合い方

私が伺っている緩和ケア病棟に、
以前、フレクソロジーが
大好きな患者さんがいらして、
その患者さんがある時、
「こんなに好きなものは
今までなかったかもしれない。
自然にリラックスできて
自分を感じられるんだよ。
ただただ気持ちがいいとか
そういうものじゃないんだよ。」
とゆったりとした口調で
仰ったことがあります。

思わず鼻がツーンとして
目頭が熱くなりました。

リフレクソロジーで
期待できる効果としては、
緩和ケア病棟では
・リフレをやった日は
・痛みどめの量を減らせる、
・眠剤を飲まなくて済む、
・施術中の死への恐怖の軽減 など。

外来で化学療法をされている方などは
・治療前の血液検査が問題なくクリアできる、
・不安なく治療を受けられる、
・副作用が軽減できる
・前の日にしっかり眠れる 
・日々のストレスが軽減される など。

いずれにしても、
リフレクソロジーを
信頼してくださっているからこそ
結果が伴ってくるのですが、
セラピー難民などという
言葉もありますが、
がんと言う
死をも連想させる病気に
なったからこそ
自分に向き合うことができて
癒しが得られるのかもしれません。
癒しというのは
自分の中から生まれるものです。

私が学んでいる
サイモントン療法では
最初に学ぶ大きなテーマに
”喜びリスト”
というものがあります。
自分にとっての
喜びや癒されると思えるものを
リスト化するワークです。
リストは多ければ多いほど
良いのですが
意外と初めは
5つ書き出すことも
難しい人が多いです。

”喜び”は
自分を癒すことができる
ベースになるもの。
自分の中にゆとりを
作ります。

自分との向き合い方は
人それぞれかも
しれませんが、
なんとなくだるい、
毎日がただただ
流れているだけ、
ストレスを感じている、
などと思われている
方がいらしたら、
一度、自分の”喜び”に
目を向けてみてください。

きっと余裕ができて
自分に向き合え、
自分や周りの変化に
気付けると思います。

 

春の気配

2月に入り、
あっという間に立春も過ぎました。
なんとなく、木漏れ日の暖かさを
冬とは違う感覚で感じられる日が
増えてきたように思います。

そして今日の葉山は小春日和
青空のもとバスを待っていると
日焼けしそうです。

自宅を出るとき、
いつもなら空高く舞っているトンビが
電線に留まっていました。
トンビ

私はあまり鳥が得意ではないのですが、
トンビはカッコいいし声も好き。
近くで見ることができて、
何かいいことが起こりそうな予感。
ワクワクしてきます。

ただ、暖かくなるこの時期、
気を付けなくてはいけないこともあります。

冬は夏に比べて
体温を保つために
血液もゆっくり流れています。
それが暖かくなると
流れのスピードが変わってきます。
また血液だけではなく、
暖かくなる準備を始めるからだ。
急に暖かくなったり、
寒暖の差があると
体がついて行かれなくて
風邪をひいたりしますよね。

関東は
この週末ぐんと暖かくなるそう。
4月並みの気温とか?!
私は杉の花粉症があるので
嫌な予感がしています。
インフルエンザも
流行っていますね。
みなさん、お身体には
どうぞご自愛くださいませ。