支援物資

西日本豪雨
想像のできない事態が
起こりました。

被害に遭わなかった私は
ブログを更新しようと
思ったけれど、
内容をみて躊躇しました。

「こんなのんきなこと
今、書いていいのかしら?」

そこで、その内容は後で
投稿することにして、
被災された方々に
思いを馳せることにしました。

様々な情報が流れていますが
実際には
私たちが知ることのできない
実態があちらこちらで
起こっているんだと思います。
孤立している地域があったり、
気温が上がり始めて
疲労や熱中症、感染症などの
心配もあります。
また二次災害の危険に
さらされている地域も。。。

東北の大震災で
ボランティアに行った初日、
想像を絶するという言葉では
言い切れない光景を
目の当たりにしたことは
今でも忘れられません。
多分今回の災害も
同じなんだと思います。
少しでも、被災された方々が

昨日、「支援物資が
災害救助の妨げになっている」
というニュースを見ました。
冬物やシミのついた衣類など
これを善意の支援物資と言っていいの?
と疑いたくなるようなものも
たくさん届いているようです。
この件については、
東北の震災の時にも
色々と話を聞きました。
すごく残念です。

メディアが正しい情報を
提供してくれて、
私たちが正しく情報を
得ることができて、
正しい判断の上で
被災地を支援できる
環境が早く整うこと。
そして少しでも早く
被災された方々の生活が
安心できるものになることを
心から願っています。

 

誤診

年に1回受けている
人間ドックで昨年、
胆石と
診断されました。

自覚は全く
ありませんでしたが
診察の際
胆石特有の
”のたうちまわるような激痛”
について説明を受け
今の自分の体に
そんなものが存在するなど
想像もできませんでしたが
診断結果と
超音波の写真のコピーを
もらって
病院を受診しました。

地域では
評判の良い中規模の
クリニックです。
診察してくださった
院長先生は
診断結果をさっと見て
薬を飲んで経過観察をし、
半年後に
もう一度超音波検査を
してみましょう。
ということでした。

半信半疑でしたが
なんとなく
先生の言葉に
従いました。

半年後(先週)、
たまたま検査の担当が
副院長先生で
「この写真、
初めて見たけど、
本当に胆石かな?」
「え?!どういうことですか?」
「石灰化って書いてあるけど、
毎年健康診断受けてる?」
「はい、もう10年以上
同じところで。
それで初めてこういう診断を
もらいました」
「僕の見立ては違うなー。
まあ、今からわかるけど・・・」

そして、超音波を当て
画像を見ながら丁寧に
説明していただき、
「やっぱり、違うと思うよ。
薬を飲んだ結果
胆石が消えたとは
考えにくいよ」 と。

ガーン!
それじゃなくても
薬は飲みたくない人なのに、
半年も飲んでしまった・・・。

それにしても
院長先生、ひどい!
診断結果を
持ち込んだときに
ちゃんと見てくれてたら
もしかしたら
薬を処方せず
直ぐに超音波を
再度してくれたかも
しれないのに・・・

この話、
どう思われますか。

こういうことって、
意外とよくある話
なのではないかと
思います。
今言えるのは
”誤診でよかった”
ということ。
ただ、薬を半年も
飲み続けたことには
少し後悔しています。

どうすることも
出来なかったのか?
と言えば、
実は胆石と診断された時、
直感的に
その診断に疑いを
もったので
最初の診察時に
経過を見るのではなく
直ぐに検査をしてほしいと
言うことができたと
思うのです。

いまさらですが、
私は直感を
とても大切にしています。
そしてその直感は
意外と当たるのです。

でも
それをしなかった理由。
それは
自分がそのころ
穏やかではなかったから。
心身共に
リラックスできて
いなかったから
つまり自分に
余裕がなかったから
だと思います。

話が
広がってきました。
続きは次回。
昨年の私を
無駄にしない方法。
自分の為にも
続きを
書きたいと思います。

サイモントン療法 ミニセミナーin横浜 Part2 終了

昨日、
サイモントン療法
ミニセミナーin横浜 Part2が
無事、終了しました。

今回のテーマは
1、ストレスパターンと病気の恩恵
2、希望と信頼、内なる叡智
3、死生観

初めて勉強される方には
病気に恩恵?
スピリチュアル?
死?
と、それぞれ勇気のいるテーマです。

でもそこはサイモントン療法!
リードして下さるトレーナーの
くまさんこと田村先生が
穏やかな口調で時には
笑いも含めながら分かり易く
説明してくださいました。

病気に恩恵がある?
”恩恵”と一言でいうと
そこまでは・・・
と最初は思いがちですが、
確かに色々な恩恵があるのです
病気になったことで気が付くこと。
病気になったことで叶えられること。

スピリチュアル?
と、一瞬引かれがちな
「希望と信頼、内なる叡智」では
正しい言葉の意味を理解すると
みんな笑顔がこぼれます。

最も敬遠されがちな”死生観”は
普段漠然と
見たくないもの
無い事と思いたいこと
に、向き合うきっかけをもらうことで
「考え方が変わったり」
「怖いものではないんだ」
と思えたりして
学ぶ機会を得られたことを
喜んでいただけます。

サイモントン療法は
私達が本来持っている
人間(動物)としての力を
良い形で出せるようにする
プログラム。
参加に不安のあった参加者の方も
帰りは皆さん笑顔で、
全員で懇親会を行いました(笑)

病気で治療されている方も
日常にストレスを感じている方も
どんな方でも受けることができて
プラスになるプログラムです。

私はまだまだ勉強中ですが、
参加される方からの学びも多く
毎回新しい発見があります。

ご興味のある方は、
是非、サイモントン療法協会の
ホームページをアクセスしてみてください。
1日セミナーなど小さなセミナーの
ご案内も載っています。
どこかでお会いできることを
楽しみにしています。

サイモントン療法協会 ホームページ

 

人生を満足に生きる

昨日、素敵なおじいちゃまの
ケアをさせていただきました。
85歳のSさん。
とてもお元気で
病気を患っているようには
思えないおじいちゃま。
緩和医療を在宅で
受けていらっしゃいます。

足腰が弱ってしまい
一人で歩くことはできず
排便も介助が必要ですが
頭は至って明晰。
少々同じことを繰り返すような
認知症状は出ているものの
読書もするし
日記もつける。

往診してくださる先生方
訪問看護のスタッフ
緩和ケアスタッフ
誰にでも気持ちよく
話をしてくださいます。

多くのサポーターが
彼の身体をサポートし、
ご自身も
しっかり状況を理解して
人生を歩まれている。

そんな風に実感でき
私たちの心までを
和ませてくれます。

そんなSさんが
「俺の人生は
本当に満足な
人生なんだよ」
と、にこにこしながら
お話ししてくださいました。

14歳で鉄道会社に
就職して、
当時花形だった
蒸気機関車の運転士になって、
子供たちに夢を与えて、
多くの仲間に支えられて、
いい奥様と出会って・・・
今思い出しても
わくわくする!

話を聞いている私をも
笑顔にさせてくれる
素敵な一人の人生

下積み時代の辛さも
今はいい思い出、
戦時中のことも
あの時がなければ
今はないと
仰っていました。

私の施術を受けながら
「あ~いい気持ち。
今日はぐっすり
眠れそうだ~」
なんて言って
にこにこ。

そして最後は
「死生っていうのかな?
魂生っていうのかな?
人生のあとは
どんな生が
待っているのかな?
楽しみなんだよな」
と。

死生観は
人それぞれですが
こんな風に
わくわく感が
伝わってくるような
話し方をされる方は
あまり出会ったことが
ありません。
羨ましくなりました。
私もこんな風に
年をとることができたら・・・
と、思いました。

それには、
今をきちんと生きること。
Sさんも日々を誠実に
生きてきたからこそ
言える言葉、
満足感だと思います。

実は最近
プライベートで
ちょっと悶々と
していた私は
ハッとしました。
目の前にいる患者さんに
私はこんなにも
心を温かくしてもらっている!

新年度を迎え
多くの人が
心新たに始動する季節。
私もその一人として
大切なメッセージを
頂いたのでした。

皆さんはどのような
新年度を
迎えていらっしゃいますか?

 

 

 

1年を振り返るクリスマス

こんにちは

昨日はクリスマスイブ
今日はクリスマスデイ
ですが、
皆さんはいかがお過ごしでしょうか

昨日電車の中に
高校生くらいの男子2人が乗っていて
その1人が
「人の多く集まるところには
今日は行きたくないな。
腹が立ちそうだから」
と話しているのが聞こえてきました。

最近彼女と別れた彼は
華やかな町に繰り出す心境では
なかったようです。

日本はハロウィンやクリスマスなど
もともと日本になかった文化を
イベントとして取り入れるのが
得意ですね。
そして、消費を促し
経済も盛り上がる。。。
そんなところがありますが、
一切関係のない人もいるし、
かかわりたくない人もいます。

私は学生時代
カナダに留学経験があるのですが、
その際ホームステイをした先が
イギリス系カナダ人のお宅で、
クリスマスは、
家族の集まる大切な日として
位置づけられていたように思います。
朝早くから教会の礼拝に参加して、
帰宅すると特別なディナーのために
女性たちは準備を始めます。
日本で言えばお正月のような感じ。
温かい家族のイベントです。
離れて暮らす家族も集まるので
必然的に
この1年を振り返る話題をしたり
来年の抱負を語ったりします。

そんな経験をしてから私は
1年を振り返るきっかけとして
12月25日を迎えることが
多くなりました。
年が変わるまであと数日。
なんとなくちょうどいいのです。

クリスマスという日を
どう捉えるか、扱うか・・・
そんな大袈裟なものではないけれど、
みんなと同じように
楽しくパーティーに参加しなくても
全く無視しても、
それは構わないのです。
周りの環境に、どうしても
心を動かされてしまうことはありますが
自分にとって日々が充実していて、
今日はたまたま12月24日だった。
そう思えたらいいのではないかと
思います。

今年も残りわずかです。
来年も、
身体だけでなく、心の健康も大切に
日々過ごしていきたいと思います。

今年のブログは
今日で最後になるかと思います。
ブログを書き出して半年、
読んでいただいた方、
どうもありがとうございました。
皆様、よいお年をお迎えください。
そして来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

2015年 森療時間

11月22、23日に開催された
山梨県は清里のキープ協会で
おこなわれた「森療時間」が
無事終了しました。

ゆったり、自分の為だけに使う時間。

「森療時間」は
森林療法が健康に及ぼす
影響が大きいことから、
キープ協会と心療内科医との
コラボで20回以上開催されています。

1日目の午後、
受付と同時に自律神経の測定をし
森をレンジャーのガイド導かれながら散策
戻るとまた自律神経の測定。

12月22日

多くの方が
気持ちよく癒された感覚を
持ちながら森林散策を終了させ
更に数字で
変化を感じることができます。
その後座学。

夕食は
八ヶ岳の野菜中心の
おいしい食事を堪能
希望者は夕食後ナイトハイクに。
戻ると、暖炉には薪がくべられ
柔らかな温かさと
炎のゆらぎを感じながらの
懇親タイム。
希望者は心療内科医の
赤坂溜池クリニック 降矢先生と
自律神経の測定結果などについて
個人面談が可能です。

翌日は
朝の気候体操からはじまり、
日常に戻ってからも可能な
健康法について学び、
更に希望者は森に入ります。

201512清里コラージュ

希望されない場合は
室内での癒しのセラピーを
受けることが可能です。

私は毎回、
参加者に交じって
森歩きに同行させて頂きます。

今回は
吐竜の滝という
地下水がわき出る滝を
見に行ってきました。
湧水の滝を見たのは
初めてで、
その迫力には
息をのみました。

参加者の皆さんも
口々に感動のコメントを
言われていました。

生憎の曇り空でしたが
どれだけ森の中での
非日常が
自分を癒してくれるのかを
実感していただけたようでした。

私も、スタッフとは言え
このような豊かな森を歩けるのは
年数回。
とても癒された時間でした。

明日12月1日から、
社員50名以上の企業では
ストレスチェックが
法律で義務付けられます。

森(自然界)は私たちがもともといた場所

多くの方が
その居心地の良さを感じる場所です。

ちょっとしたストレスを感じたら、
是非、近くの公園へ
出かけてください。
時間があるのであれば
是非、清里のような
素晴らしい森へ
足を延ばしてください。

きっと充実した時間を
過ごすことができ、また、
日常の見方が変わると思います。

リンク:清里 キープ協会

 

私の原点

私が今の仕事を
するようになったきっかけは
通っていた
リフレクソロジスト養成学院から
紹介された
緩和ケア病棟への
ボランティアでした。

あれから6年。
あっという間でした。
その間、多くの患者さんから
たくさんの教えをいただき
感動をいただき
やさしさをいただきました。

そしてこの度
リフレクソロジスト養成学院の
ボランティア活動10年ということで、
協会の会報誌に特集が組まれました。

20151117_091650-1

理解のある
医療従事者の方々のコメントが
とても力になります。

私にとっては
大切なライフワークのひとつ。
これからも
患者さんのQOL向上に
少しでも役に立つことが
できればと思っています。