誤診

年に1回受けている
人間ドックで昨年、
胆石と
診断されました。

自覚は全く
ありませんでしたが
診察の際
胆石特有の
”のたうちまわるような激痛”
について説明を受け
今の自分の体に
そんなものが存在するなど
想像もできませんでしたが
診断結果と
超音波の写真のコピーを
もらって
病院を受診しました。

地域では
評判の良い中規模の
クリニックです。
診察してくださった
院長先生は
診断結果をさっと見て
薬を飲んで経過観察をし、
半年後に
もう一度超音波検査を
してみましょう。
ということでした。

半信半疑でしたが
なんとなく
先生の言葉に
従いました。

半年後(先週)、
たまたま検査の担当が
副院長先生で
「この写真、
初めて見たけど、
本当に胆石かな?」
「え?!どういうことですか?」
「石灰化って書いてあるけど、
毎年健康診断受けてる?」
「はい、もう10年以上
同じところで。
それで初めてこういう診断を
もらいました」
「僕の見立ては違うなー。
まあ、今からわかるけど・・・」

そして、超音波を当て
画像を見ながら丁寧に
説明していただき、
「やっぱり、違うと思うよ。
薬を飲んだ結果
胆石が消えたとは
考えにくいよ」 と。

ガーン!
それじゃなくても
薬は飲みたくない人なのに、
半年も飲んでしまった・・・。

それにしても
院長先生、ひどい!
診断結果を
持ち込んだときに
ちゃんと見てくれてたら
もしかしたら
薬を処方せず
直ぐに超音波を
再度してくれたかも
しれないのに・・・

この話、
どう思われますか。

こういうことって、
意外とよくある話
なのではないかと
思います。
今言えるのは
”誤診でよかった”
ということ。
ただ、薬を半年も
飲み続けたことには
少し後悔しています。

どうすることも
出来なかったのか?
と言えば、
実は胆石と診断された時、
直感的に
その診断に疑いを
もったので
最初の診察時に
経過を見るのではなく
直ぐに検査をしてほしいと
言うことができたと
思うのです。

いまさらですが、
私は直感を
とても大切にしています。
そしてその直感は
意外と当たるのです。

でも
それをしなかった理由。
それは
自分がそのころ
穏やかではなかったから。
心身共に
リラックスできて
いなかったから
つまり自分に
余裕がなかったから
だと思います。

話が
広がってきました。
続きは次回。
昨年の私を
無駄にしない方法。
自分の為にも
続きを
書きたいと思います。